カスタム電源開発・設計豆知識

2022.09.14

チェック端子保護について解説

当ページでは、チェック端子保護について解説します。

チェック端子保護回路ブロック

電源の出力を確認した際、誤って下記のように出力をショートさせてしまう可能性があり、出力をショートさせた場合、大電流が流れます。場合によってはテスター棒が溶けるなどの不具合が発生し、大変危険な状態になります。そのため、保護回路が必要になります。

チェック端子保護の目的

抵抗を追加し、電流を制限することで、上記を防ぐことが可能になります。

チェック端子保護対策

抵抗を追加することにより精度が悪くなっては意味がない為、精度を確保しながら抵抗定数を決める必要があります。

チェック端子保護精度